我々とは違ったデジタル世代を生きるこれからの子供たちにとって、これからどういった人材、教育が必要なのかを考えることは非常に重要なことだと思います。私自身が10年以上シリコンバレーの会社で働いていたこともあり、その経験も活かしてお話させてください。
最後に働いたシリコンバレーの会社は日本の日立製作所に買収され傘下に入りましたため、厳密には日本企業となります。つまり、日本企業も大手はグローバル化し、シリコンバレーのようにデジタル化への変革を進めているということになります。
AI, DX, IoTとか文言だけが先走ってしまって果たしてそれらがどういう役割を果たして、今後の我々の人生にどういった影響を与えるかということについては多くの方々が不安視しているかと思います。ですが、実際にシリコンバレーの各社はすべてこれらの技術中心に動いているといっても過言ではありません。
AIとはその名の通り人間ではなくコンピューターが考え、創造していく技術です。すでに皆さんも気づかないうちにそれらを使用しています。車のナビゲーションシステムや天気予報にもそれらは使用されており、過去では人が予測していた近未来についてはほぼすべてがより正確に高速にAIが対応してくれます。翻訳についても同じです。私の働いていた会社では日本語と英語の両方のプレゼンテーション資料が必須でしたが、どちらかがあればあとはAI翻訳がもう片方の言語の資料を数秒で作成してくれていました。
もはやこれが現実であり、当たり前であり、これから生きていく子供たちにとっては当然の社会となります。そのうえでどういった人材が必要であり、教育が必要であるかを端的に述べてみたいと思います。
1. 既成概念にとらわれず新しい発想を持つこと
2. 英語は書く、読むは必要ですが、それ以上に話せる、伝えることができること
3. 変遷激しい世の中の技術革新に対して、常にキャッチアップし学ぶ姿勢を持ち続けること
この3点こそ、今後世の中で活躍できる人材の条件、そして教育の目的だと考えています。当塾はまったりとしたほのぼのとした塾です(私の性格上w)。もちろん受験対策もしますが、その先にある社会での学習、厳しさ、楽しさも同時に伝えていきたいと思っておりますので、ぜひお気軽に足を運んでみてください。
0コメント